クイックスタート

さあ、まずははじめの一歩を踏み出しましょう。このチュートリアルでは、Prometeの導入方法および、実際にウィンドウを表示するまでの手順を解説します。

必要な環境

• .NET 8 SDK
• .NET CLI
  • あるいは、Visual Studio、JetBrains Riderなどの、NuGetをサポートするIDE
• IDE あるいはテキストエディタ

プロジェクトの作成

.NET CLIあるいは、IDEのテンプレートから、.NET 8を用いたコンソールアプリのプロジェクトを作成します。

Prometeのインストール

NuGetパッケージマネージャを用いて、Prometeのパッケージをインストールします。

.NET CLI

以下のコマンドを実行して、NuGetパッケージを追加します。

dotnet add package Promete --prerelease

Visual Studio, Rider等のIDE

NuGet パッケージマネージャを開き、Prometeを検索してインストールします。

エントリーポイントの記述

プロジェクトに Program.cs および MainScene.cs の2つのファイルを作成します。 これがPrometeアプリケーションの標準的なエントリーポイントとなります。

Program.cs

using Promete;
using Promete.GLDesktop;

var app = PrometeApp.Create()
  .BuildWithOpenGLDesktop();

app.Run<MainScene>();

MainScene.cs

using Promete;

public class MainScene : Scene
{
}

これは、デフォルトの黒いウィンドウを表示する最小のコードです。ビルドして実行してみましょう。

dotnet run

ウィンドウが表示されるはずです。

次の例では、コンソール機能を使ったHello, world!を実演します。